DEPARTMENT INTRODUCTION
製品の品質を最終的に決定づける「組立工程」。
各工程でつくられた部品を一つの製品として完成させるこの現場は、まさにものづくりの“最前線”です。
美鈴工業の組立部では、自動車の環境性能を支える「ジルコニア酸素センサ」の組み立てを担い、品質・納期・生産性のすべてを支える重要な役割を果たしています。
今回は、立ち上げ当初から組立部を支えてきたHリーダーに、現場のリアルや仕事のやりがい、そして組立部の魅力についてお話を伺いました。
組立部
勤続4年半(インタビュー当時)
H
さん
Q1
まず、組立部の主な仕事内容を教えてください。

Hさん
主に、自動車に使われる「ジルコニア酸素センサ」の組み立てを行っています。
このセンサは排気ガスの状態を検知し、燃焼効率の調整や排出ガスのクリーン化に関わる重要な部品です。
組立部では、各工程で作られた部品を組み付け、最終的に製品として完成させる役割を担っています。一部の部品は外部から供給されますが、それらを含めて最終製品へと仕上げる、いわば「ものづくりの最終工程」です。
Q2
製品についてもう少し詳しく教えてください
Hさん
ジルコニア酸素センサは、排気ガスの空燃比コントロールに活用されるセンサです。
厳しい排気ガス規制をクリアするため、触媒の排気ガス浄化率を高める必要があります。そのため、このセンサは、触媒上流と下流に設置され、センサの起電力に応じて、燃料供給のコントロールをするためのセンサです。
その結果、排出ガスをよりクリーンな状態にして大気へ放出することができ、環境負荷の低減に貢献しています。
Q3
リーダーとしての役割を教えてください。
Hさん
上司と現場スタッフの間に立ち、現場全体をスムーズに動かす役割を担って
います。
管理業務だけではなく、実際の現場作業にも携わります。設備の段取りや調整など、現場に密着した業務も行っています。現場と管理の両方を理解しながら、全体をまとめるポジションです。
Q4
勤務形態について教えてください。
Hさん
組立部には「昼勤」と「夜勤」があります。
ただし、すべての工程が昼夜で動いているわけではなく、工程によっては昼勤のみ、または昼夜両方稼働している場合があります。私自身は現在、昼勤を担当しています。
Q5
この仕事のやりがいは何ですか?
Hさん
現場では、外国籍のスタッフ(ブラジル出身・日系の方など)も多く在籍しています。
言語の違いもあり、コミュニケーションが難しい場面もありますが、翻訳ツールなどを活用しながら意思疎通を図っています。その中で、自分の指示や意図がしっかり伝わり、現場がうまく回ったときには、大きな達成感を感じます。
Q6
大変なことはありますか?
Hさん
コミュニケーションの難しさに加えて、設備トラブルへの対応も大変な点です。
機械が故障した場合、修理や部品交換が必要になり、その間は生産が止まってしまう可能性があります。製造業では「納期」が非常に重要なため、トラブルが発生した際にどうリカバリーするかを常に考える必要があります。
Q7
部署の雰囲気はいかがですか?
Hさん
組立部はほとんど「1課1係」というコンパクトな組織です。
そのため、部長や課長との距離も近く、気軽に相談や報告ができる、風通しの良い環境です。
また、比較的新しい部署ということもあり、20代〜30代の若手社員が多く、活気のある職場になっています。
Q8
若手社員はどんな仕事から始めますか?
Hさん
まずは「何を作っているのか」を理解することからスタートします。
その後、実際に機械を扱う作業を経験し、工程の流れや設備の動きを覚えていきます。
現場を理解したうえで、段取りやトラブル対応といった社員業務へとステップ
アップしていきます。

Q9
どんな学生に向いている部署ですか?
Hさん
まずは与えられた仕事をしっかりこなすこと。その上で、自分の担当工程だけでなく、他の工程にも興味を持って取り組んでほしいと考えています。
実際に、複数の工程を担当できる社員も増えており、視野を広げることが成長につながります。
Q10
印象に残っているエピソードはありますか?
Hさん
組立部の立ち上げ初日に、コロナウイルスに罹患し、出勤できなかったことです。
本来であれば新しい体制のスタートに立ち会うはずでしたが、初日から現場に入れず、周囲に負担をかけてしまいました。
ただ、その時に周りがフォローしてくれた経験は、今でも強く印象に残っています。
【最後にメッセージをお願いします】
Hさん
組立部には、未経験からスタートした社員が多く在籍しています。
製造業の経験がなくても、実際に働きながらしっかりとスキルを身につけることができます。また、若い世代も多く、職場の雰囲気も良いため、初めての方でも馴染みやすい環境です。
少しでも興味を持っていただけたら、ぜひチャレンジしてみてください。